交感神経・ホルモン・栄養から見た本当の理由

更年期を過ぎた頃から、

  • 顔がやつれた気がする
  • 頬がこけた
  • 体重は変わらないのに老けて見える

そんな変化を感じる方が増えてきます。

最近では
「交感神経が優位になると頬がこける」
という話も耳にしますが、
これは本当なのでしょうか?

結論からお伝えすると、
起こり得るが、条件付き
これが最も正確な答えです。

「交感神経優位=頬がこける」は本当?

まず大前提として、

  • 交感神経が優位だから必ず頬がこける
    これは誤解です。

しかし、

  • 更年期
  • 自律神経の乱れ
  • ホルモン変化
  • 栄養・血流の問題

これらが重なった場合、
頬がこけやすくなることは、生理学的に説明がつきます。

更年期に体の中で起きていること

更年期とは、
女性ホルモンである エストロゲンが大きく減少する時期です。

エストロゲンは、

  • 血管をしなやかに保つ
  • 自律神経のバランスを助ける
  • 皮膚や筋肉の代謝を支える

といった役割を担ってきました。

そのため、更年期に入ると、

  • 自律神経が不安定になる
  • 交感神経が優位になりやすい
  • ストレスに弱くなる

という状態が起こりやすくなります。

交感神経優位が続くと起こる生理反応

交感神経が優位な状態は、
体が「戦う・守る」モードに入っている状態です。

このとき体内では、

① 末梢血管の収縮

交感神経が優位になると血管は収縮し、

  • 血液は脳や心臓など重要臓器へ集中
  • 顔や皮膚など末端への血流は後回し

になります。

頬は毛細血管が非常に多い部位のため、
血流低下の影響を受けやすいのです。

② ストレスホルモン(コルチゾール)の影響

交感神経優位が続くと、
副腎からコルチゾールが多く分泌されます。

コルチゾールは、

  • 筋肉を分解してエネルギーを作る
  • 脂肪を再配置する

という作用を持っています。

そのため、

  • 顔や四肢の脂肪が減りやすい
  • 表情筋が痩せやすい

という変化が起こり、
頬がこけたように見えることがあります。

実は大きな原因は「栄養と消化力」

ここが見落とされがちな、
しかし非常に重要なポイントです。

更年期以降の女性は、

  • ちゃんと食べている
  • タンパク質も摂っている

そう感じていても、

  • 胃腸の血流低下
  • 消化酵素の分泌低下
  • 吸収・利用効率の低下

によって、
栄養を使いこなせていないことが少なくありません。

特に、

  • タンパク質
  • 亜鉛
  • ビタミンB群
  • 良質な脂質

これらは、

  • 筋肉
  • 皮膚
  • ホルモン
  • 神経

材料ですが、
体はまず生命維持を優先します。

結果として、
顔・頬・髪・肌は後回しにされやすくなります。

なぜ「頬」に出やすいのか?

体には明確な優先順位があります。

  1. 心臓
  2. 肝臓・腎臓
  3. 体幹の筋肉
  4. 最後に顔・皮膚・髪

交感神経優位と栄養不足が重なると、
頬は真っ先に「節約対象」になります。

つまり、
頬がこけるのは
体からの警告サインなのです。


頬の変化は「美容の問題」ではない

頬がこける現象は、

  • 自律神経
  • ホルモン
  • 血流
  • 栄養
  • ストレス

これらがうまく噛み合っていないことを
外側に表現しているだけ。

顔だけを外側からだけケアしても、
一時的な変化に終わる理由はここにあります。

解決の考え方は「土台作り.™︎」

だからこそ必要なのが、
部分的な対処ではなく、
体の土台から整える視点です。

土台作り.™︎では、

  • 自律神経ケア
     → 呼吸法・リンパケア
  • 栄養バランス・消化力
     → 食のバランスと食べ方、栄養補給の視点
  • ストレスケア
     → 多面的思考・潜在意識のケア

これらを同時に整えていきます。

緊張が抜け、
巡りが戻り、
材料が正しく使われるようになると、

頬は「戻ろうとする力」を取り戻します。

更年期は、崩れる時期ではない

更年期は老化ではありません。
体の設計を組み直すタイミングです。

頬の変化に気づいた今こそ、
体の声に耳を傾けるチャンス。

土台から整えることで、
体も、顔も、人生も、
もう一度バランスを取り戻すことができます。