もくじ
プロテインブームは良いことですが
先日テレビで、プロテインライフで、
肌が綺麗になった!
髪がしっかりしてきた!
身体が引き締まった!
と、体験をふまえて、
摂りかたの注意事項なとが言われていました。
運動していないなら
摂ってはいけないと説明をされるのは、ホエイ・カゼインのプロテインの事であり、別のモノであれば、そんなことはありません。
プロテインは目的に合わせて選択が必要です。
血中濃度が異ってきますから。
吸収率が悪い!と言われる方もいらっしゃいますが、それは、タンパク質、糖質、ミネラルなどの配合バランスにより異なります。
プロテインには糖質(単糖)、カルシウム、ビタミンB群は必須であり、そのバランスによって、消化吸収率がまったく違ってきます。
一言でプロテインと言いますが
プロテインと言えども、いろんなモノがあるのです。
プリン1つとっても、プッチンプリンから、
無添加手作りプリンまであります
でも、一言で、全て【プリン】と表現して評価してしまう。これと同じです。
そして、吸収率は、良いモノも悪いモノもあります。
それは、どんなモノでも同じです。
タンパク質は、強い体を作る
タンパク質は、強い体を作る・・・それは、当然であたり前のことです。
体の材料のメインになるモノがタンパク質だからです。
そして、ホルモンも、酵素も、神経伝達物質も、皮膚も、粘膜も、骨も、全て、タンパク質で作られるのです。
酵素は、口から摂取しても、最終単位は、アミノ酸。アミノ酸から、酵素が作られる訳なので、酵素をとっても、必ず酵素になる訳ではありません。
ならば、酵素という形でなく必須アミノ酸をしっかりそろえた方が良いのです。
プロテインの種類
筋肉作りには、筋トレ後には、ホエイのプロテイン!
と言われるのが定説ですが、それは、昔の事のようです。
プロテインには、
●ホエイプロテイン(乳清タンパク)
●カゼインプロテイン(牛乳タンパク)
ホエイとカゼインは、脱脂乳から分離させて作っています
●ソイプロテイン(大豆タンパク質)
この3種類があります。
主に、筋肉の為のプロテインは、
今まで、ホエイプロテインということになっているかと思います。
が・・・
近年の実験データから
ホエイプロテインは、
接種後90分は、イッキにアミノ酸血中濃度が上がりますが、イッキに下がってしまい
カゼインプロテインは、
接種後、血中濃度は上がりにくいですが少し高めを長く持続できる
ソイプロテインは、
接種後、ホエイプロテイン程は、上がらないにしても、高めの位置で6時間程持続できる
ということが証明されたようです。
筋トレ後、筋肉の修復をいち早くしたい時、数時間だけ、アミノ酸血中濃度が上がる特性のホエイプロテインのみを摂っているだけでは、修復しきれず新しい筋肉が作られにくいです。
ふと、最近、耳にした
『筋トレして、ホエイのプロテインすすめられて摂っているけど、どんどん痩せていくし、筋肉つかないのよね~(>_<)(>_<)(>_<)』
という知り合いの言葉が、思い浮かびました。
そう、ホエイだけではダメで、ホエイとカゼインがちゃんとセットになっているモノを選択し、かつ、アミノ酸の血中濃度をしっかりと上がったままで持続しておきたいのなら、ソイプロテインも、食事時に入れること理想なのですね。
筋トレブームで、あちこちで、筋トレを始められる方がいらっしゃいますが、その辺り、ちゃんと、知識のある方に栄養指導を受けてのチャレンジでないとちょっと心配ですね(^.^)
「ヨガ&セルフケアスタジオ スーリヤ」と「心と体のセルフケアスクール スーリヤ」を運営しながら、必要なモノを入れること、不必要なモノを入れないこと・解毒すること、身心の巡りを良くすること、この3つを『土台作り.』とし、その必要性を発信。これらを整えることで本来のその人の状態になる、という考えを根底に、対症療法だけに頼らず、本当の意味での健康を手に入れる為の、心と体の土台作り.の大切さを学ぶ【土台作り.クラス】を開催。(土台作り.クラスは、東洋医学・西洋医学・栄養学・呼吸法・潜在意識活用などトータルで学ぶことが可能)
その他、ロシアの波動測定機メタトロンと使った健康相談、セルフケアコーチング、五行音叉を使ったオンサセラピーなどを行って、多くの方の【心と体の土台作り.】をサポートしている。
赤十字病院・元看護師。