もくじ
冷え症チェック あなたはどのタイプ?
大きく5つに分けて考えてみましょう。
全身型 全身が冷える
獅子末端型 手足が冷える
上熱下寒型 上半身は熱いが、下半身は冷える
体感異常型 ストレスで冷える
症候型 各部位の症状に冷えがかかわる
同じ冷え症でも、冷えのタイプや症状はさまざまです。
冷えている感覚が少しでもある方は、ご自身の感覚が、次のどのタイプにあてはまるかを確認してみてください。
タイプⅠ 全身が冷える「全身型」
体内の熱生産が低下し、新陳代謝が低下。
その結果、全身が冷えるタイプ。
食欲や気力が失われ、疲労感や倦怠感が生じます。
長年の冷えにより、手足も内臓も冷えています。
生活習慣の改善ポイント
●睡眠を十分にとり、休息する
●軽めの有酸素運動、ウォーキングからスタート
●腹巻き、レッグウォーマー、スカーフは必須
●冷飲・冷食を避け、温かく消化の良いものを腹八分目で食べる
●バランスの良い和食がおすすめ。雑穀、イモ、キノコ、たんぱく質(魚・肉)も忘れずに
●ショウガ、ネギなどの陽性(体を温める性質)食品を積極的にとる
タイプⅡ 手足が冷える「四肢末端型」
手足の先まで血液が循環しないことから、手足に冷えを感じるタイプ。
10~20代女性に最も多く、疲労や無理なダイエットが背景にある可能性があります。
しもやけや立ちくらみ、ニキビ、月経トラブルが起こりがちです。筋肉量も低下しています。
生活習慣の改善ポイント
●ウォーキングや筋トレを頑張る
●湯船につかる。足湯や手浴もおすすめ
●夜更かしはしないようにする
●スマホで目を酷使しないよう注意
●プルーン、ナツメ、クコの実などのドライフルーツ、黒豆、黒ゴマ、ひじきなどの黒い食材がおすすめ
タイプⅢ 上半身は熱いが下半身が冷える「上熱下寒型」
気や血のめぐりが悪く、滞った状態で上半身がのぼせて、下半身が冷えるタイプ。
顔のほてりで冷えとは気づきにくいため注意が必要です。
イライラ、頭痛、顔のほてり、肩こり、肌荒れのほか、月経トラブルや便秘が起こることもあります。
生活習慣の改善ポイント
●気を静めるために深呼吸
●足湯、下半身浴で下半身を温める。岩盤浴もおすすめ
●スクワットなどで下半身の筋肉を強化する
●長時間同じ姿勢を続けない
●ゆるめの服を着る
●口が渇いたり顔が熱くても、水分のとり過ぎやきつい冷房に注意
●冷飲・冷食、甘いもの、高脂肪のものを控える
●青魚、野菜、酢などがおすすめ
タイプⅣ ストレスで冷える「体感異常型」
ストレスで自律神経に影響が出て、血流が悪くなり冷えを感じるタイプ。疲れているのに眠れない、集中力がなくイライラする、食欲不振、胃痛、息が吐きづらいなどの症状が見られます。
生活習慣の改善ポイント
●気分転換し、ストレスをためないことが大切
●吐く息を長くする深呼吸を
●短時間でも自分の時間を持つ
●パソコン、スマホの長時間使用を避ける
●ヨガや太極拳、ストレッチなどのゆっくりとした運動を
●長めの入浴、アロマなどでリラックスを心がける
●香りの高いレモンやシソ、ミョウガ、ミント、香草は効果的
タイプⅤ 各部位の症状に冷えがかかわる「症候型」
頭痛や腰痛、肩こり、アレルギーなどの具体的な症状があり、それらの不調の裏に冷えがかかわっているタイプ。
生活習慣の改善ポイント
●腹部やみぞおちを腹巻きやカイロで温める
●温かい食べ物をとる
●冷飲・冷食を避ける
まとめ
一口に冷え症と言っても、いろいろな種類の冷え症があり、それによって、対策は異なります。
ご自身がどんなタイプの冷え症であり、それを対症療法的にではなく、根本的な改善対策は、何が良いのかという事を、しっかりと考えて対処したいモノですね。
冷えは、万病も元となりますし、免疫力も低下しますので。
そして、それぞれの対策よりの先に必須のことが、土台作り.
ココができていて初めて、更に改善の為の対策となると思います。
Let’s 土台作り.★彡
「ヨガ&セルフケアスタジオ スーリヤ」と「心と体のセルフケアスクール スーリヤ」を運営しながら、必要なモノを入れること、不必要なモノを入れないこと・解毒すること、身心の巡りを良くすること、この3つを『土台作り.』とし、その必要性を発信。これらを整えることで本来のその人の状態になる、という考えを根底に、対症療法だけに頼らず、本当の意味での健康を手に入れる為の、心と体の土台作り.の大切さを学ぶ【土台作り.クラス】を開催。(土台作り.クラスは、東洋医学・西洋医学・栄養学・呼吸法・潜在意識活用などトータルで学ぶことが可能)
その他、ロシアの波動測定機メタトロンと使った健康相談、セルフケアコーチング、五行音叉を使ったオンサセラピーなどを行って、多くの方の【心と体の土台作り.】をサポートしている。
赤十字病院・元看護師。