なんとなく不調が続く人へ

簡単・自律神経バランスチェック

「病院へ行くほどではないけれど、なんとなく調子が悪い」
そんなことはありませんか?

  • 疲れが抜けない。
  • 朝スッキリ起きられない。
  • 寝ても回復した感じがしない。
  • 胃腸の調子が安定しない。
  • イライラしたり、逆に何もやる気が起きなかったりする。

こうした不調にはさまざまな原因がありますが、その一つとして考えたいのが

自律神経のバランス
です。

そもそも自律神経って何をしているの?

自律神経は、

心拍
血圧
呼吸
体温調節
発汗
消化・吸収
排泄

など、
私たちがいちいち意識しなくても生命活動が続くように、身体のさまざまな機能を調節しています。

そして、

活動するときに働きやすい「交感神経」と、
休息や消化などに関わる「副交感神経」が、
状況に合わせて切り替わりながら身体を調整しています。

大切なのは、
「副交感神経をいつも優位にすればいい」
ということではありません。

昼間、活動するときには交感神経が働く。
食事をしたり、夜休んだりするときには副交感神経が働く。
必要に応じて切り替えられることが大切なのです。

まずは簡単チェック

最近の自分を思い浮かべながら、
当てはまるものをチェックしてみてください。

□ 朝、スッキリ起きられないことが多い
□ 寝ても疲れが残っている
□ 寝つきが悪い、途中で目が覚めることがある
□ 手足が冷えやすい
□ 急に暑くなったり汗をかいたりすることがある
□ 動悸を感じることがある
□ 立ち上がったとき、フラッとすることがある
□ 胃もたれ、便秘、下痢など胃腸の調子が安定しない
□ 肩や首に力が入っていることが多い
□ 頭痛を感じることがある
□ 呼吸が浅いと感じる
□ イライラしたり、焦ったりすることが増えた
□ いつも何かを考えていて、頭が休まらない
□ 休んでいるのに「休めていない」感じがする
□ 昼夜逆転など、生活時間が不規則になりやすい

いくつありましたか?

ここで大切なのは、
「○個以上だから病気」
と判断することではありません。

これらの症状は、自律神経だけでなく、貧血、甲状腺疾患、心疾患、睡眠障害、栄養状態など、さまざまな原因でも起こります。

このチェックは診断ではなく、
「今の身体は、ちゃんと活動と休息を切り替えられているかな?」
と自分を見るためのものです。

当てはまるものが多かった方は、
身体が「少し生活を見直してほしい」とサインを出しているのかもしれません。

自律神経を整えるために、何をしたらいい?

特別なことをする前に、
まず身体が本来持っている「一日のリズム」を取り戻すことから始めてみましょう。

① 朝は「光+散歩」でリセット

私がおすすめしたいのが、
朝のリセット散歩。

朝起きたら外へ出て、
朝の光を浴びながら少し歩きます。

朝の光は体内時計を合わせる大切な刺激です。
そして夜になると眠くなるという一日のリズムをつくることにもつながります。

そこに歩くという運動が加わります。
スマホを見ながら歩くのではなく、
空を見たり、
風を感じたり、
少し深く呼吸したり。
そんな時間にしてみてください。

② ときどき「呼吸」を確認する

ストレスが続いているとき、
自分では気づかないうちに
呼吸が浅く、速くなっていることがあります。

そんなときは、
いったん目を閉じて、
ゆっくり呼吸します。

たとえば、
4秒くらいかけて吸って、
8秒くらいかけて吐く。

ポイントは、
無理にたくさん吸うことではなく、
ゆっくり吐くこと。

ゆっくりした呼吸は、自律神経活動の指標である心拍変動にも影響することが、多くの研究から確認されています。

1日何十分もしなくて大丈夫。
仕事の合間に1分。
寝る前に数分。

「今、呼吸浅かったな」
と気づいたときにやってみてください。

③ 足裏から身体を緩めてみる

一日中、
頭ばかり使っている人ほど、
身体への意識が薄くなっていることがあります。

そんなとき私は、
足裏を触ったり、
足の指を動かしたり、
足首を回したり、
ふくらはぎをやさしく揉んだりすることもおすすめしています。

「足裏のこの場所を押せば、自律神経が治る」
という意味ではありません。

自分の身体に触れて、
呼吸しながら、
身体の緊張を緩めていく。

それだけでも立派なセルフケアです。

④ 夜は「休める環境」をつくる

夜になっても、
仕事。
スマホ。
SNS。
考え事。

身体はベッドに入っているのに、
頭の中は昼間のまま。

これでは、
「さあ、今から休んでください」
と言われても難しいですよね。

  • 照明を少し落とす。
  • スマホから離れる。
  • 湯船につかる。
  • 静かな呼吸をする。
  • 今日一日を終える時間をつくる。

睡眠だけを何とかしようとするのではなく、
眠る前から、身体を休息モードへ移していく
という意識を持ってみてください。

そして忘れたくない「心の巡り」

自律神経というと、
呼吸法や睡眠、運動など
「身体へのアプローチ」ばかりが注目されます。

でも、

  • ずっと我慢している。
  • 嫌なのに「大丈夫」と言っている。
  • いつも人のことを優先している。
  • 頭の中で同じことを何度も考えている。
  • 自分に厳しい言葉をかけ続けている。

身体だけ休ませても、
心がずっと緊張していたら、
本当の意味では休めていないことがあります。

だから私は、
身体の巡りだけでなく

心の巡り
も、とても大切にしています。

  • 感情に気づく。
  • 自分が何を感じているのかを見る。
  • 思い込みに気づく。
  • 物事の受け止め方を変えてみる。
  • 瞑想する。
  • 何もしない時間をつくる。

これも、
身体を整えるためのセルフケアです。

自律神経だけを整えようとしない

そして最後に、
もう一つ大切なことがあります。

自律神経も、
身体の一部です。

神経が正常に働くためにも、
材料となる栄養が必要です。

身体に大きな負担がかかり続けていないことも大切です。

血液やリンパが巡ることも、
そして心が巡ることも大切です。

だから私は、

自律神経だけを切り取って
「これをすれば整います」
とは考えていません。

必要な栄養素をそろえる
「補給」

身体への負担をできるだけ入れず、本来の処理・排泄機能が働ける環境をつくる
「解毒」

そして、

身体と心、両方の
「巡り」

この3つを整えて、
身体が本来の働きを取り戻せる環境をつくる。

それが私がお伝えしている
土台作り.™
です。

不調が出たら、
「どこが悪いんだろう?」
だけではなく、

「私の身体がちゃんと働ける環境になっているかな?」
と、一度自分に問いかけてみてください。

まずは明日の朝、
少し外へ出て、
朝の光を浴びながら歩いてみる。

そして、
ゆっくり息を吐いてみる。

身体を変える第一歩は、
そんな小さなところからでも始められます。

試してみてくださいね