蚊に刺されたあとの「かゆみの強さ」ビタミンC不足も関係しているかも?
蚊に刺されたとき、
ものすごく腫れて、いつまでもかゆい人。
一方で、
少し赤くなる程度で、すぐに治まる人。
もちろん体質や免疫反応などさまざまな違いがありますが、
もしかするとその「かゆみの強さ」に、
体内のビタミンCの状態も関係しているかもしれません。
ビタミンCというと、
「風邪予防」
「冬に摂るもの」
というイメージが強いかもしれません。
でも実は、
夏こそビタミンCを意識したい季節なんです。
なぜ蚊に刺されるとかゆくなるの?
蚊に刺されると、蚊の唾液に含まれる成分が皮膚の中に入ります。
すると体は、
「異物が入ってきた!」
と反応します。
そこで免疫細胞から放出される物質の一つが、
ヒスタミン。
このヒスタミンがH1受容体を刺激すると、毛細血管が広がったり、血管の透過性が高くなったりして、
- 赤み
- 腫れ
- かゆみ
が起こります。
つまり、
蚊の唾液そのものが「かゆみ」なのではなく、
異物に対して自分の体が起こしている免疫反応によって、かゆみや腫れが起こっている
ということです。
そして、ここで登場するのが
ビタミンCです。
ビタミンCが少ないと、ヒスタミンが増えやすい?
実は研究では、
血中のビタミンC濃度が低い人ほど、血中ヒスタミン濃度が高い傾向
が報告されています。
逆にビタミンCを摂取することで、血中ヒスタミン濃度が低下したという報告もあります。
ということは、
ビタミンCの状態によって、
ヒスタミンによる反応の出方にも違いが出る可能性がある
ということ。
もちろん、
「ビタミンCを飲めば蚊に刺されてもかゆくならない」
という単純な話ではありません。
虫刺されの反応には、
- 体質
- 免疫反応
- 刺された回数
- 皮膚の状態
- アレルギー傾向
など、いろいろな要素が関係しています。
でも、
「同じように蚊に刺されたのに、どうして私はこんなに腫れるんだろう?」
そんな人は、
“虫刺されに弱い体質だから”だけではなく、体の栄養状態も一つの視点として考えてみてもいい
ということです。
そして夏にビタミンCが必要なのは、虫刺されだけじゃない
むしろ夏に注目したいのはこちら。
紫外線です。
紫外線を浴びると、皮膚では活性酸素が発生します。
活性酸素は体に必要なものでもありますが、多くなりすぎると酸化ストレスが高まり、
- 皮膚の炎症
- コラーゲンへのダメージ
- ハリや弾力の低下
- シワ
- たるみ
- 色素沈着
などにつながります。
いわゆる
「光老化」
ですね。
ビタミンCは抗酸化物質として、この酸化ストレスから体を守る仕組みに関わっています。
夏の「シミ」にもビタミンC
さらに紫外線を浴びると、
皮膚は自分を守るためにメラニンを作ります。
メラニン自体は悪者ではありません。
本来は紫外線から細胞を守るための防御反応です。
ただし、
紫外線をたくさん浴び続けたり、
作られたメラニンをうまく排出できなかったりすると、
色素沈着として残り、
いわゆる「シミ」につながっていきます。
ビタミンCには、
メラニンが作られる過程に関わる酵素の働きを抑える作用や、酸化したメラニン中間体を還元する作用
が知られています。
さらに、
コラーゲンを作るためにもビタミンCは必要です。
つまり夏の肌にとってビタミンCは、
- 酸化ストレスへの対策
- メラニン生成へのアプローチ
- コラーゲン合成
という複数のところに関わっているんですね。
ですから、
「美肌にはビタミンC」
と言われるのにも、ちゃんと理由があります。
実は「夏こそ」ビタミンCを意識したい
こうして考えてみると、
ビタミンCは決して
「冬の風邪予防のためだけの栄養素」
ではありません。
夏には、
紫外線を浴びる。
暑さによるストレスがかかる。
屋外で活動する時間も増える。
汗をかく。
虫にも刺される。
つまり体は、
いつも以上にさまざまなストレスにさらされています。
そんな夏だからこそ、
ビタミンCをはじめとした抗酸化栄養素をきちんと摂っておくことは大切です。
ただし「ビタミンCだけ大量に摂ればいい」ではありません
ここは、とても大切です。
ビタミンCがいいと聞くと、
「じゃあサプリで大量に摂ればいいんですね!」
となりがちですが、
私はそうは考えていないんです。
ビタミンCだけでは体は働けないからです。
タンパク質も必要。
ビタミンB群も必要。
ミネラルも必要。
脂質も必要。
そして、
- 食べたものを消化する。
- 吸収する。
- 血液に乗せて運ぶ。
- 細胞まで届ける。
- 細胞で利用する。
- 不要になったものを回収する。
- そして排泄する。
ここまでできて、初めて
「摂った栄養が使える」
ということになります。
です
ですから私はいつも、
一つの栄養素だけを見るのではなく、
まず体の土台を整えることが大切
とお伝えしています。
「蚊に刺されたらものすごく腫れる」
という何気ない反応も、
もしかすると、
今の体の状態を知る小さなヒントなのかもしれません。
ビタミンCを摂ることだけで終わらず、
なぜ今、自分の体はその反応をしているのか?
そこまで見ていく。
それが私の考える
土台作り.™︎
です。
「ヨガ&セルフケアスタジオ スーリヤ」と「心と体のセルフケアスクール スーリヤ」を運営しながら、必要なモノを入れること、不必要なモノを入れないこと・解毒すること、身心の巡りを良くすること、この3つを『土台作り.』とし、その必要性を発信。これらを整えることで本来のその人の状態になる、という考えを根底に、対症療法だけに頼らず、本当の意味での健康を手に入れる為の、心と体の土台作り.の大切さを学ぶ【土台作り.クラス】を開催。(土台作り.クラスは、東洋医学・西洋医学・栄養学・呼吸法・潜在意識活用などトータルで学ぶことが可能)
その他、ロシアの波動測定機メタトロンと使った健康相談、セルフケアコーチング、五行音叉を使ったオンサセラピーなどを行って、多くの方の【心と体の土台作り.】をサポートしている。
赤十字病院・元看護師。
