基礎代謝アップが健康のカギ

 

K子さん
ダイエットするには、基礎代謝を上げる事って言われるけど、ダイエットを繰り返すと基礎代謝が下がるから、痩せにくくなるって言われますよね?じゃあ、どうしたら良いのでしょうか?
司このみ
konomi
そうですね!ダイエットだけでなく、健康維持にも基礎代謝は大きく関係しますので、ちょっとみてみましょう。

 

「基礎代謝をアップすればダイエットは成功する」よくそんな言葉を耳にしますが、やせたいときに限ったことではなく、日々の健康に直結しているのが「基礎代謝」
私たちが生きていくために体内で行われている大切な作用です。

 

基礎代謝ってそもそも何?

私たちは、活動しているときだけでなく、眠っている間も、じっと動かず安静にしている時も、常にエネルギーを消費しています。これを「基礎代謝」と言います。

ゴロリと横になった自分を思い浮かべてみてください。エネルギーを全く使っていない状態のようですが、実際は呼吸し、内臓が働き、血液が循環して体温を保ち、そして考えることで脳も働いています。このような生命維持に必要な基礎代謝の量は、エネルギー消費量の約60%を占めると言われています。エネルギーとはすなわちカロリー。

つまり、私たちは通常1日の消費カロリーのおよそ6割を基礎代謝に使っていることになります。

「基礎代謝が落ちる」とはどういうこと?

基礎代謝は骨格筋(骨格に付いている全体の筋肉)肝臓で盛んに行われています。

食事で得たエネルギーを消費するには筋肉や肝臓の活躍が必要ですが、加齢や運動不足によって筋肉量が減る、あるいは暴飲暴食やストレスなどで肝臓の機能が低下すれば、基礎代謝の量が落ちてしまいます。
肝機能の低下は、解毒能力の低下も招きます。

これは、排毒されるべき老廃物が体に蓄積し、冷えや慢性炎症の原因になったり、消費されずに残るカロリーの量が増え、脂肪の原因となり、ダイエット中の人は成功しにくくなったり、いろいろなデメリットをもたらします。

どこで?:基礎代謝を頑張る体の器官ベスト3

1位…骨格筋22%
2位…肝臓21%
3位…脳 20%

 

何のために?:生命維持のためのエネルギー消費

呼吸する
体温を保つ
内臓を動かす

など体を動かさなくてもエネルギーを使っています。

 

基礎代謝が落ちる原因

肝機能が弱まる…暴飲暴食、ストレス、睡眠不足など
筋肉量が減る…加齢、運動不足など

基礎代謝が落ちるとメタボリックシンドローム、ダイエットのリバウンド、老化を早める などにも

基礎代謝量のアップが健康維持のカギ

基礎代謝は加齢とともに低下します。

「若いときより太りやすくなった」と感じるのは、基礎代謝が落ちてカロリーが十分消費されないから。

代謝機能の低下は血流と影響し合い、老化を加速させます。
また、内臓に脂肪が蓄積するとメタボリスクが上昇します。

健康維持のためには、年齢を重ねるほど基礎代謝を高めることが大切なのです。
エネルギーを効率よく消費して基礎代謝が上がるように筋肉量を増やし、さらに肝臓を健康な状態にすることを心がけましょう。

 

ポイント1:■筋肉量を増やし、筋力アップ

・運動習慣で筋力を鍛える
筋肉を増やすためには背中や太ももなど大きな筋肉を鍛えるのが効率的。両手を後ろに引き肩甲骨を寄せたり大きく動かしたりするストレッチや椅子スクワットなど、短時間で良いので多少筋肉に負荷をかけるエクササイズがおすすめ。

・バランスの良い食生を
カロリーの摂り過ぎに注意するのは基本ですが、栄養の偏りや、過度の食事制限はかえって筋肉を減らすことになりかねません。また、運動などで筋肉を動かすエネルギー源として、炭水化物や脂質も適度に必要です。

・たんぱく質の十分な補給
筋肉量を増やすポイントは、その材料であるたんぱく質。動物性と植物性どちらも大切ですが、中でも肉類、乳製品、マグロ赤身、サーモン、味、カツオ、卵、大豆製品などは良質のたんぱく質を豊富に含む食品です。

 

ポイント2:■休肝日を設けサプリメントなどでサポート

肝機能の低下を防ぐためには、とにかく飲みすぎ、食べ過ぎに注意すること。

肝臓に負荷をかけないよう、食事は1日3食をできるだけ規則正しい時間に摂り、お酒をよく飲む人は、週に2日ほど飲むのをやめて肝臓を休ませてあげましょう。

良質たんぱく質のほかにビタミンA・C・E、亜鉛やセレンなどのミネラル、さらに魚介類などに含まれるタウリンなどが肝臓の健康に良いとされます。

 

No.229参考