肌の中で進行中のシミに早めの美白ケア~UV指数急上昇の季節!~

いつの間にか現れ、肌印象や見た目年齢に影響を与えるシミやソバカス、くすみ。いったん肌に現れ定着してしまうと簡単には取り除けません。現れる前に対策を講じる「美白」ケアが大切です。

 

シミができるメカニズム

~シミができるプロセス~

1.紫外線による刺激が、メラニン色素を作る指令を伝える。

2.メラノサイト(色素細胞)内でメラニンが作られる。

3.メラノサイトが産生したメラニンをケラチノサイト(角化細胞)に受け渡す。

4.メラニンが残り、色素が沈着してシミになる。

 

美白の本当の意味知ってますか?

「美白」と聞くと、出来てしまったシミやくすみを白くすることと捉えがちで「自分が持つ本来の“白さ”を保つこと」までは求めない方も多いようです。でも、シミやソバカス、くすみは誰もが現れてほしくないと思っているはず。

「美白」とは、色を白くしてみたり、できてしまったシミやくすみを消したりすることだけではなく、現れる前に「メラニンの生成を抑え、シミやソバカスを防ぐ」こと。「美白ケア」とは、“予防から”なのです。

シミやくすみが厄介なのは、「現れてからでは、簡単に消えない」ということ。肌内部で確実に進行しているシミやくすみのメカニズムを理解して、肌に現れるまに抑えることが大切です。

 

シミ、くすみの幅広い要因もチェックしておきたい

シミなどの元は、表皮の中にあるメラノサイト(色素細胞)が作るメラニン。

その生成の直接的な引き金は“紫外線”です。メラニンが肌の中で蓄積され沈着するとシミとなって現れ、さらに紫外線を浴びれば、どんどんメラニンは蓄積され濃さを増していきます。

このほかにも、体の内、外で肌をくすませるさまざまな要因があります。肌への外的な刺激、乾燥、ストレスで増加する活性酸素や、生活習慣、食習慣、加齢、さらには、肌細胞にしっかりと栄養が選ばれなくなったり、メラノサイトが刺激されなくなったり、活発な新陳代謝が行われなくなったりすることでも、肌は透明感を失っていきます。

 

シミができるプロセスに働きかける「美白」ケア

このように、シミ、くすみなどの肌トラブルを招く要因はさまざまですが、季節を問わず美白で最優先したいのは紫外線対策。

紫外線量が増えるこれからの季節は、直接肌が受ける紫外線に加え、路面やビル壁などの反射が強くなるので特に要注意です。屋内も窓ガラスや薄いカーテンを通り抜けて届く紫外線もあり油断大敵。

いったん、紫外線を浴びてしまうと、メラノサイトに影響を与え、メラニンが作られてシミになるというプロセスが肌の内部で進行します。

上の図のようにシミは4つの段階を経て作られるため、シミとなって肌の表面に現れる前にこのプロセスに働きかけ、シミの元となるメラニン生成を“ブロック”することが、より良い美白ケアと言えるでしょう。日焼け止めの利用は当然ながら、紫外線は完全に避けることが難しいので、基本のお手入れとともに「攻め」の美白ケアが大切です。

 

Check!紫外線以外のシミ・くすみの要因

・刺激‐洗顔やメイクの際、肌をこすったりたたいたりすると、肌が軽い炎症を起こしてシミになることも。

・乾燥‐肌が乾燥すると、シミの悪化要子が増加。メラノサイトが活性化してシミができやすい状態に。

・血行不良‐血行が悪いと、新陳代謝が遅れがち。肌のターンオーバーの低下はシミやくすみを招きます。

・酸化‐不規則な生活や加齢などにより活性酸素が発生。メラノサイトを活性化し、シミの原因に。

・加齢‐肌内部の水分保持力やターンオーバー、弾力などが年齢とともに低下、くすみが進行。

・糖化‐体内の余分な糖と結びついたたんぱく質が劣化すると、“黄ぐすみ”が生じる要因に。

 

ワンポイントアドバイス

美白ケアの基本は、「紫外線対策」。
紫外線は、私たちの肌に大きな影響を及ぼします。

日焼け止めなどのUVケアは一般的に定着していますが、多少なりとも浴びてしまった紫外線からのダメージを最小限に抑えるためには、スキンケアにも意識を向けてみることが大切。

日々のお手入れに美白ケアを取り入れて、シミやくすみのない透明感のあるお肌を保ちましょう。

「美白」のためには、毎日の積み重ねが重要です。

 

No.231